日本を含め、世界各地では毎年さまざまなピアノコンクールが開催されていますよね。どれも素晴らしい演奏を聴かせてもらえるのですが、世界的なコンクールとなると、レベルや格式が一段も二段も変わります。

日本人の受賞者が出るとニュースで取り上げられることもあり、クラシックファンのみならず、多くの人々が興味関心を寄せるイベントといえるでしょう。

今回は、世界でも特に有名なピアノコンクールを5つピックアップし、それぞれの概要や日程、開催地情報などを紹介します。

案内人

  • 木内小夜子国立音楽大学卒業。4歳よりクラシックピアノを始め、玉澤敬子、青柳いづみこ、黒川浩、故・松下隆二、木村真紀の各氏に師事する。地元静岡にて同大学静岡県東部同調会主催のコンサートや沼津市芸術祭など、都内及び国内各地での演奏会や、西安、クアラルンプールの海外での演奏会にも出演。

ショパン国際ピアノコンクール

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Yves Salomon★Army Long Hooded 72cm Parka ダウンモッズコートショパン国際ピアノコンクール」が挙がるでしょう。後述のエリザベート王妃国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールに並ぶ世界三大音楽コンクールの一つです。

大会名の由来は、作曲家でピアニストでもあったフレデリック・フランソワ・ショパンから。

ショパンは1810年にポーランドで生まれたものの、1831年にパリへ向かい、1849年に同地で永眠します。青年期から晩年まで過ごしたということで、彼の音楽はかつてフランス音楽とみなされていました。それをポーランドへ取り戻すために、彼の母校ワルシャワ音楽院の教授たちによって創設されたのがこのコンクールです。ショパンはポーランドへの愛国心が強かったのもあるでしょう。

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ショパンは「ピアノの詩人」の異名を持つほど、ピアノという楽器に魅了され、あらゆる楽器の中からピアノを特別に愛した作曲家でした。彼の作品のほとんどはピアノ作品であるため、このコンクールにはピアノ部門しかなく、課題曲は全てショパンのものとなっています。

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5年に一度の開催で、ショパンの命日であるの前後3週間に行われます。
ただし、直近の第18回は2020年に行われる予定でしたが延期となり、2021年に開催予定です。

【開催地】
ポーランド(ワルシャワ)

【近年の主な受賞者】
第14回(2000年)
1位:ユンディ・リ(中国)
6位:佐藤美香(日本)

第15回(2005年)
1位:ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)
4位:山本貴志(日本)関本昌平(日本)

第16回(2010年)
1位:ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)

第17回(2015年)
第1位:チョ・ソンジン(韓国)
ファイナリスト:小林愛美(日本)

【参考動画:2015年ファイナルでのチョ・ソンジンの演奏】

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出典:Concours Reine Elisabeth

次は、ベルギーで開かれる「エリザベート王妃国際音楽コンクールSaint Laurent Matte And Shiny Silk Shirt

この前身は、イザイ国際コンクールという大会です。イザイとは、同国のヴァイオリンの巨匠ウジェーヌ・イザイのことで、彼を讃えるため、1937年にヴァイオリン部門、翌年にピアノ部門の第1回大会が、それぞれ開催されました。そして第二次大戦による中断を挟み、時を経た1951年、音楽に深い理解を持っていた元王妃エリザベートの名を冠し再開されます。

現在行われている部門は、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロの4つ。このうちピアノ部門の課題曲は以下のとおり。

  • 一次予選:バッハの平均律クラヴィーア曲集よりプレリュードとフーガ、古典ソナタ、指定された作曲家のエチュードから2曲演奏
  • セミファイナル:30~35分のプログラムを2つ用意し、演奏の29時間前に指定された方を演奏。また、コンクールのために作られた5分ほどの曲と、モーツァルトのコンチェルトをオーケストラと共演で演奏
  • ファイナル:1日2人ずつエリザベート王妃音楽大学へ移動し、到着後に渡される課題の未発表曲に取り組む。また、セミファイナルで披露したモーツァルト以外のコンチェルトも演奏

エリザベート王妃国際音楽コンクールの日程と主な受賞者

各部門ごとで開催年が異なり、それぞれ3~4年ごとに行われます。2021年5月には、新型コロナ騒動により前年から延期されたピアノ部門が開催されました。

【開催地】
ベルギー(ブリュッセル)

【近年の主な受賞者(ピアノ部門)】
2010年
1位:デニス・コジュヒン(ロシア)
ファイナリスト:佐藤卓史(日本)

2013年
1位:ボリス・ギルトブルグ(イスラエル)

2016年
1位:ルーカス・ヴォンドラチェク(チェコ)
ファイナリスト:岡田奏(日本)、今田篤(日本)

2021年
1位:ジョナサン・フォーネル(フランス)
3位:務川慧悟(日本)
4位:阪田知樹(日本)

【参考動画:1956年1位のアシュケナージの演奏】

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チャイコフスキー国際コンクール

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世界三大音楽コンクールの3つめは「チャイコフスキー国際コンクール」。その名の通り、ロシアの作曲家チャイコフスキーにちなんでいます。

第1回は冷戦中の1958年に行われ、ソ連の文化を誇張する目的もあったのですが、ピアノ部門でアメリカ人のヴァン・クライバーンが優勝したことにより、米ソの国交にまで影響を与えたという逸話も。

ともあれ、このコンクールから傑出した演奏家が数多く排出されたのは紛れもない事実です。

審査対象には、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、木管楽器、金管楽器に加え、ヴァイオリン属の楽器と弓の制作技術を競うヴァイオリン製作者部門が設けられています。

チャイコフスキー国際コンクールでは、ビデオ審査の後、第1ラウンド→第2ラウンド→ファイナルの順に開催されます。ピアノ部門の課題曲は以下のとおり。

  • 第1ラウンド:バッハの平均律クラヴィーア曲集よりプレリュードとフーガ、古典ソナタ、およびチャイコフスキーの作品1曲以上、さらにショパン、リスト、ラフマニノフから1曲ずつ
  • 2ラウンド:50~60分のリサイタル
  • ファイナル:チャイコフスキーのコンチェルトと別の作曲家のもの、合わせて2曲のコンチェルトをオーケストラと共演

チャイコフスキー国際コンクールの日程と主な受賞者

4年おきの開催で、現行では6月に行われています。次回は2023年の予定です。

【開催地】
ロシア(モスクワ)

【近年の主な受賞者(ピアノ部門)】
第12回(2002年)
1位:上原彩子(日本)

第14回(2011年)
1位:ダニール・トリフォノフ(ロシア)

第15回(2015年)
1位:ドミトリー・マスレエフ(ロシア)

第16回(2019年)
1位:アレクサンドル・カントロフ(フランス)
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【参考動画:第16回2位の藤田真央さんの演奏】

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ジュネーヴ国際音楽コンクール

出典:

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毎回同じ部門が開催されるわけではありませんが、審査部門は多岐にわたり、ピアノ等のさまざまな器楽はもちろん、声楽や室内楽、指揮者も対象です。作曲部門もあり、クイーンマリージョゼ国際作曲コンクールが吸収合併されて始まりました。

課題曲については、器楽部門では現代音楽が必修化されており、作曲部門の受賞曲を演奏する場合も。また、受賞の適格者がいないと1位でも2位でも空位になることが多く、最近だと2011年の声楽部門で両方とも該当者なしになりました。

ジュネーヴ国際音楽コンクールの日程と主な受賞者

ジュネーヴ国際音楽コンクールは、毎年11月に開催されます。ただし下旬となっており、審査部門はチェロとオーボエです。

【開催地】
スイス(ジュネーブ)

【近年の主な受賞者(ピアノ部門)】
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第3位:仲道郁代(日本)

2006年
第2位:ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)
第3位:菊池裕介(日本)

2010年
第1位:萩原麻未(日本)

【参考動画:2010年第1位の萩原麻未さんの演奏】

ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門優勝/萩原麻未/第1楽章

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ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」は、辻井伸行さんの受賞により、日本国内での知名度を高めました。

発祥は1962年。前述の第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝したヴァン・クライバーンを記念して、ヴァン・クライバーン財団により開催されています。

このコンクールでの審査対象はピアノ部門のみ。世界最高額の優勝賞金が提供されており、2020年に5万ドルだった優勝賞金が倍の10万ドルになりました。また、自らの選曲によるコンサート世界ツアーの権利が与えられます。

報酬が豪華な分、課題曲は世界でも最も多いとされ、2021年(22年に延期)には1次・2次予選40分、3次予選60分にわたるリサイタルとモーツァルトのコンチェルト、そして本選では2曲のコンチェルトを演奏します。

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの日程と主な受賞者

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは4年に一度、5~6月にかけて開催されます。第16回は~6月12日に行われる予定でしたが、~18日に延期されています。

【開催地】
アメリカ(テキサス州フォートワークス)

【近年の主な受賞者】
第12回(2005年)
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第13回(2009年)
1位:辻井伸行(日本)

【参考動画:第13回優勝者の辻井伸行さんの演奏】

Rachmaninoff: Piano Concerto no.2 op.18 Nobuyuki Tsujii blind pianist BBC proms

まとめ

筆者もピアノを幼少期から学び、今でも微力ながら生業にしています。それもあって、こうした世界的コンクールに対し畏怖の念を感じずにはいられません。

ピアノという無限の可能性を秘めた楽器を使い演奏者自身の感性を表現し、頂点を競い合う舞台は、まさに「音楽のオリンピック」といえます。そこに向かう人々の魂は、時代が変わっても鮮やかに輝き、受け継がれていくものだと確信しています。

ぜひ一度、YouTubeなどで聴いてみてください。